エコロジーオンラインでは、2016年4月14日に発生した熊本地震の支援のため、「電源が失われた被災地こそ再生可能エネルギーの出番ではないか！」という、坂本龍一さんのお声がけのもと、6月14日から20日にかけて、ソーラー発電とバッテリーを搭載したソーラーパワートラックを活用した「Green Power for くまもと」というプロジェクトを行いました。
東日本大震災の被災地秋田をスタートし、仙台、福島で再生可能エネルギー機器を中心とした支援物資を積み込み、熊本の皆さんに届けて、現地で売れなくて困っている農作物を買取り、首都圏で販売するという事業を各界の有志の皆さんと実施しました。
現地の活動の中心となったのが支援物資を渡し終えたソーラーパワートラックをステージにした「にほんのうた実行委員会」の音楽イベント。6月18日・19日、八代亜紀さんやビューティフルハミングバードの皆さんと被災者向けのコンサートを実施しました。
八代亜紀さんには、ソーラーパワートラックの重要性もご理解いただき、被災者の皆さんに八代さんから丁寧に説明もしていただき、参加したスタッフ一同、感動で涙を流す場面もございました。
日本は現在、能登半島地震に襲われ、2016年と同じような苦境の真っ只中にあります。
エコロジーオンラインでは、坂本龍一さんや八代亜紀さんが残してくれた思いを忘れずに能登半島地震の被災者の皆さんの心のケアや森の再生など、ステークホルダーの皆さんと適切な支援をしていく予定です。
具体的な連携事業については追ってご連絡をさしあげます。ご厚誼をいただきました八代亜紀さんのご冥福をお祈りいたします。
Green Power Caravan（再生可能エネルギーによる被災地、途上国支援事業）
エコロジーオンライン事務局
