
人間のような恒温動物と違って、爬虫類、両生類、魚類、潮間帯の動物、昆虫などのような変温動物は、気候変動による気温の上昇をモロに受ける。
実際にどれだけ影響があるかを調べた研究が現在、話題になっている。世界の研究者たちが協力して、熱帯から北極、南極に近い高緯度地域に生きる変温動物について調べた。その結果、高緯度地域の変温動物については、現在体験している気温の上昇と彼らが耐えられる最高気温との間には開きがあり、余力を残していることがわかった。
一方、熱帯のパナマにいるトカゲの一種のストリームアノールは、より温暖な地域にいるコモチカナヘビよりも気温の上昇に大きな影響を受けていることがわかった。
この研究の中心となったジェニファー・サンデイさんによれば、「温暖な高緯度地域にいる変温動物は大量絶滅をまぬがれ、しばらくは地球温暖化に耐え抜くだろう。怖いのは熱帯の変温動物。彼らは気温の上昇によって大きな影響を受ける」と指摘する。
今回の調査はまだ入り口に過ぎない。それぞれの動物の生態をしっかりと把握して、生物多様性保全に向けた備えをしなければならない。
<参照ウェブ>
IN THE TROPICS, CLIMATE CHANGE PUTS COLD-BLOODED SPECIES AT RISK
翻訳・文 / エコロジーオンライン編集部
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