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エネルギー生産のメッカ テキサスで風力が石炭火力を追い越す!

テキサスの風車群 Drew Kolb  / CC BY-NC 2.0
テキサスの風車群 Drew Kolb / CC BY-NC 2.0

全米トップの発電実績を誇るテキサスで風力発電が初めて石炭火力を追い越したことをCNNが伝えている。

この記事によれば、2019年上半期のテキサスの総発電量の22%が風力発電、21%が石炭火力だった。

Wind is outpacing coal as a power source in Texas for the first time

16年前、テキサス州の電力に占める石炭火力の割合は4割。それにくらべ風力はわずか0.8%だった。

その後、2010年には8%を達成。昨年19%、今年の上半期の22%と成長してきた。一方、2013年に37%あった石炭は昨年24%、今年21%と下げている。

その成長を反映してテキサスの風力発電はアメリカ全土の1/4を生産するまでに成長した。

だが、アメリカの総発電量における風力の割合は、まだ6.6%に止まっている。

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神は風のごとく、すべてのものに触れる~ ~映画「風をつかまえた少年」レポート ~ (火, 24 9月 2019)
  2010年、1冊の本が世界を驚愕させた。「風をつかまえた少年」というその本には一人の少年の奇跡の物語が記されていた。その9年後、監督と主演を兼任するキウェテル・イジョフォーによる同名の映画が公開された。 アフリカの最貧国マラウイで暮らすウィリアムは、機械いじりに興味がある少年だ。父トライウェルの兄弟が生活のために土地をタバコ農園に売り渡したため、森が切り開かれ、洪水が発生。飢饉が起こり、学費が払えなくなってしまう。   政府による救済を待つ彼の家族であったが、飢饉の時のために備蓄していた穀物を大統領が他国に売り払っていたことが発覚。大統領の訪問時、スピーチという形で族長が直訴するが、SPに暴行を受け、瀕死の状態にされてしまう。   自分の姉が学校の先生と交際していることを知ったウィリアムは、彼と交渉して図書館で勉強できることになった。そこで出会ったのがエネルギーについての専門書だった。   その本でダイナモについて学んだウィリアムは、先生が乗っている自転車にライトを灯すダイナモが付いていることを発見する。一方、彼の家族を支える作物の収穫状況は悪化の一途をたどり、70日分の食糧で次の収穫期まで乗り切らなくてはいけなくなってしまう。そんなある日、族長の側近が穀物を強奪しようと家に侵入する。嫌な予感を感じた母アグネスは倉庫を確認。そこに彼らの食糧を奪っていく村人の姿を発見する。   ウィリアムは姉に、先生にダイナモを譲ってくれるよう説得してくれないかと相談する。前々から彼の実家に帰ろうと誘われていた姉はこの状況に嫌気が差し、ウィリアムにダイナモを残して先生と駆け落ちしてしまう。   手にしたダイナモを使ってミニチュアの風力発電機を作った彼は父に装置を見せ、「これがあれば乾季、雨季に関係なく作物が収穫できる」と父を説得。父の自転車を分解して風車にしたいと説得するが、正気を失った父に一笑に付されてしまう。食糧や娘を失った母アグネスに一喝された父トライウェルが冷静さをとりもどし、息子の提案に賭けてみることになった。彼らは村人と協力し、風車用の塔を建て、自転車を分解したホイールにダイナモをつけた。すると発電が始まり、井戸の水をポンプが汲み上げ、見事に飢饉を逃れることができた。   光、風、水の流れなどから生まれる自然エネルギーはとても身近なものだ。父トライウェルはありふれた風がエネルギーに変わることに考えが及ばなかった。だが、息子を信じてみることにしたトライウェルに村人の心が動かされる。そして彼らは見事に風のエネルギーをつかみ、苦労していた水を手にすることができたのだ。   人間の暮らしは古来から雨期乾季などに代表される自然の状況に縛られてきた。その呪縛を解き放つために、大量に化石燃料が消費され、地球温暖化のような問題が生じてしまった。化石燃料からの脱却が叫ばれるなか、彼らのように自然から生まれるエネルギーを活用して貧困や飢餓を解決することが重要になる。   このアフリカの少年の物語はそのことをとても分かりやすく感動的に伝えている。エネルギーのSDGs的な側面について学びたい人は是非、映画館に足を運んで欲しい。 オフィシャルウェブサイト『風をつかまえた少年』絶賛公開中 © 2018 BOY WHO LTD / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE / PARTICIPANT MEDIA, LLC 配給:ロングライド  
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米チャタヌーガに100%ソーラーの空港が誕生! (Thu, 15 Aug 2019)
米テネシー州第4の都市チャタヌーガにあるチャタヌーガ空港が100%自然エネルギーで運営されることになった。 全米初となるこの取り組みを支えるのは滑走路脇に設置された2.64MWのメガーソーラー施設。 この施設で生産された電力はテネシー川流域開発公社に販売され、使用した電力と相殺される。 テネシー州の代表する工業地帯だったチャタヌーガは1960年代、全米で最も大気汚染のひどい都市と言われた過去を持つ。その汚名を晴らすべく地域での取り組みを進め、大気汚染対策として導入した電気バスは名物となり、電気バスの製造は世界に輸出するまでに成長した。 チャタヌーガ空港にあるメガソーラーは大気汚染対策の一つとして連邦航空局の支援によってつくられている。最初に1MW、続いて1.1MW、そして今回の500KWと発電容量を増し、空港で使用される電力と同量を発電できるようになった。 南アフリカやインドなどでも自然エネルギー100%の空港が誕生しているが、公害に苦しんだ都市から持続可能な都市へと変貌を遂げたチャタヌーガの玄関口としてのメッセージ力は大きい。 チャタヌーガ・チュー・チューとエコロジー。 一度は訪れてみたい都市になった。 *「チャタヌガ・チュー・チュー」細野晴臣バージョンでお楽しみください。 <参照リンク> チャタヌガ空港 文 / エコロジーオンライン編集部
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