現在、私たちが直面する気候危機にしっかりとした対策が施されなければ、近い将来、生態系が崩壊し、多くの野生生物が死んでいく。
この10年のうちに失われる種もある。そんなショッキングな研究がネイチャー誌に発表された。
これまでの研究では地球温暖化による生態系への影響は徐々に訪れると考えられてきた。
だが、生態系の崩壊はずっと崖っぷちのような状態が続き、突然、その日がやってくるというのだ。
クルマを活用したヨーロッパの調査で昆虫の数が大きく減少していることがわかった。
1997年から2017年までの夏の時期にデンマークの田舎でクルマのフロントグラスに衝突する昆虫の量は8割に数を減らした。
同様にそれらの虫をエサとするツバメやイワツバメなどの数も減少したのだという。
10月26日、オランダのロッテルダムで25歳の若き起業家ボイヤン・スラットが手がける秘密兵器の発表があった。
ボイヤン・スラットと言えば、高校時代に海洋プラスチック問題を解決するためにNGOをつくった若き活動家。グレタ・トゥーンベリにも負けない経歴を持つ。今回、彼が明らかにしたのは河川からのプラスチック流入を阻止する新兵器「インターセプター」だ。
日本人の心のオアシスでもある楽園ハワイに大きな異変が起きている。
地球温暖化でビーチの危険度が増しているというのだ。
海難事故を防ぐために活動するライフガードの見張り台がビーチに起きたの変化によって撤去せざるを得ない地域が出ているのだ。
35℃を越える連日の酷暑の中、エコロジーオンライン理事長 上岡裕による講演会がありました。佐野市主催「ゆうゆう人生応援塾」シリーズの第5回目の講師としての参加です。
第一部は世界で起きている異常気象と「気候変動」に対する「緩和」と「適応」のお話。第二部は現在マダガスカルで行なっている事業「里山エネルギープロジェクト」についてマダガスカルの現状と今後の気候変動対策などを解説。お集まりいただいた60人ほどのお客様は熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
チャンドラさんにお願いしていたセイロン瓜の苗が届きました。
エコロジーオンラインらしい国際色豊かな取り組みにしようと考えたセイロン瓜のグリーンカーテン。スリランカで不幸なテロが起きたことでスリランカの平和を願う取り組みになりました。
前回のイベント時にお申込みいただいた希望者への苗の配布は13日から17日にかけて就労支援センター風の丘で実施しています。どうぞお越しください。
3月15日、エコロジーオンライン上岡理事長が日本を発ち、エチオピアのアジスアベバを経由して、マダガスカルに入ります。
今回の訪問ではマダガスカルで稼働したバイオガスプラントの視察と、里山エネルギースクールとして活動してくれているロバソア小学校を訪問をします。
国内の最高気温の記録が更新された昨年7月23日、佐野市では39・2度を観測。県内の最高気温の記録を更新しました。地球温暖化の進行にともなって、佐野市の夏の暑さは厳しさを増すばかりです。
佐野市が実施する「COOL CHOICE 30 SANO」の事務局を手がけるエコロジーオンラインは、地球温暖化の「緩和」と「適応」を呼びかけています。その一環として今年、夏の日差しを避けるグリーンカーテンの普及を始めることにいたしました。
昨年夏、グレタ・トゥーンベリさん(当時15歳)が、スウェーデンで始めた学生たちの気候ストライキが世界に広がっている。
グレタさんは昨年8月、スウェーデン政府が気候変動に対して適切なアクションをとっていないとして3週間にわたって国会議事堂の前で座り込みを行った。
座り込みの終了後もこの活動を続け、スウェーデン政府が気温上昇を2度未満に抑える対策を講じるまで、毎週金曜日にストライキを続けることにした。
地球温暖化の進行によって地球のあちこちに起きることを正確に予想することは難しい。
アメリカを襲っている大寒波も北極海の温暖化が大きな影響を与えているという研究者もいる。
温暖化なのになぜアメリカは凍えるのか?
それでも北極・南極はまだ研究の対象となることが多い。
それにくらべて第三の極と言われる「ヒンドゥークシュ」の研究は進まない。この地域の氷河が地球温暖化で融けると人類の4分の1に影響が及ぶというのにだ。