2017年

1月

22日

太陽光発電はあと10年で石炭より安くなる!

アラブ首長国連邦のソーラー発電施設を訪問した前国連事務総長潘基文氏 CC BY-NC-ND 2.0 / United Nations Photo
アラブ首長国連邦のソーラー発電施設を訪問した前国連事務総長潘基文氏 CC BY-NC-ND 2.0 / United Nations Photo

発電に使われるエネルギーのなかで石炭が最も安いと言われてきた。世界の平均でいうと1キロワットを発電するのに6セントかかっている。

ところがここ最近、最も安いエネルギーとしての座を太陽光発電に明け渡そうとしている。そんなニュースが米Yahoo!で紹介されている。

昨年、チリやアラブ首長国連邦で、太陽光の発電コストは石炭の6セントの半額、なんと3セントを切っている。それに続いて今年はサウジアラビア、ヨルダン、メキシコが、太陽光発電のオークションや入札を導入し、さらに発電コストを下げると考えられているという。

太陽光発電は不安定だという石炭業界の言い分も、太陽光発電の低価格化の波の前で力を失いつつある。このまま大量生産が続けば太陽光発電の発電コストは確実に下がる。一方の石炭はこれ以上下げようにない状態だ。昨年8月、チリで2.91セントの落札が行われ、アラブ首長国連邦では翌月2.42セントを記録している。

こうした価格で落札される背景には、技術の進化とともにデフレの影響が色濃いという。現在の利益を削ったとしてもいずれ発電コストは下げられる。入札に参加する発電事業者にはそう考えるものが多いのだ。

一方、日本では景観を破壊するようなメガソーラーに規制がかかるようになってきた。より多くの太陽光発電を導入するためには、地域の景観や自然環境に配慮し、地域にやさしい開発が必要になってくる。日本の太陽光発電も次の段階へとステップアップする時期だ。

<参照リンク>

Solar Could Be A Cheaper Power Source Than Coal Within A Decade

翻訳・文 / ソーシャルエコロジー研究所

チリの砂漠に誕生した太陽光発電施設 CC BY-NC-ND 2.0 / zwansaurio
チリの砂漠に誕生した太陽光発電施設 CC BY-NC-ND 2.0 / zwansaurio

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