
エコロジーオンラインはこの度、地域のESDの取り組みを支援する団体として、地域ESD活動推進拠点(地域ESD拠点)に登録されました。
*ESDとは「Education for Sustainable Development」の頭文字をとった略語で、持続可能な社会づくりの担い手を育む教育を表します。
当法人が、地球温暖化防止や再生可能エネルギーの普及に関わって18年が経過しました。私たちの暮らしから排出される温室効果ガスが、地球を温暖化させ、世界に異常気象をもたらし、後戻りできない状態にしてしまう。そんな未来予想とともに歩んで来ました。まさに今、そんな未来が現実化しつつあります。
私たち人間だけでなく、地球に存在するあらゆる生命が、遠い未来までその営みを続けていくためには、私たち自身が引き起こしたさまざまな問題を、自分の問題としてとらえ、一人ひとりが自分にできることを考え、実践していかなければなりません。そしてその先に、課題解決につながる価値観や行動を生み出し、持続可能な社会を創造する、そんな文明を育てていく必要があります。私たち、地域ESD拠点は、そのための学習や活動を支援していきます。
国連によるSDGs(持続可能な開発目標)の採択を受け、地域や社会の課題解決に関する学びや活動に取り組む地域や団体も多くなりました。エコロジーオンラインは今後、栃木の地域ESD拠点として、地方ESD活動支援センターと連携しながら、現場で行われる様々なESDの取り組みを応援していきます。
皆さまの地域、組織で、ESDや、SDGsの取り組みを手がける際、アドバイスやサポートが必要な場合は、エコロジーオンライン事務局までメール、電話等でお気軽にご相談ください。
<参照リンク>
ESD活動支援センター
ESD推進ネットワークの構築に向けて
エコロジーオンライン事務局
TEL:0283-23-9758 FAX:0283-27-7217
Mail:info@eco-online.org
【ESDモデルプログラム】太陽エネルギーって何だろう?~太陽の恵みが暮らしを支える・かえる
エコロジーオンラインが協力してつくった【太陽エネルギー】について学ぶESDモデルプログラムをご紹介します。
[プログラムの目標]
①近年の地球規模で起こっている変化・現象が日々の暮らしにどんな影響が出ているか理解する。 ②日常生活で自分達がどれだけのエネルギーを消費しているか気づき、どのような影響を環境に及ぼしているか理解し、どのような行動をとれば影響を抑えられるか考える態度を養う。 ③日々の暮らしを支えるエネルギーの種類を知り、その長所や短所を理解する。 ④日本のエネルギー多消費型の社会を学んだ上で、どのような行動をすれば良いのかを考える態度を養う。
[プログラムの概要]
太陽由来のエネルギーをテーマに、日々の暮らしの中にどれだけのエネルギーが必要で、暮らしを便利にしているのかを理解する。日常生活で自分たちがエネルギーを大量消費していることに気づき、それはどのような影響を環境にもたらすのか、また、どのような行動をとればその影響が抑えられるか考える態度を養う。2種のエネルギーで食材を調理し、それぞれのエネルギーの長所・短所を体験を通じて知る。日本のエネルギー多消費型の社会を学んだ上で、日常生活の中で自らが出来る行動へ結びつけていく。
地域ESD拠点ニュース
2020年
11月
12日
木
【地域ESD拠点】仙台高専の生徒向けにSDGsオンライン授業を実施

11月11日(水)、国立行政法人国立高等専門学校機構 仙台高等専門学校の4年生40人を対象に「アクション!SDGs 里山エネルギーで手がける途上国支援」と題するオンライン授業を実施しました。
栃木と仙台をZOOMでつないだ授業は、持続可能な社会の必要性、SDGsの紹介、途上国支援におけるSDGsの運用、質疑応答の4つのパートで構成され、マダガスカルでの小さなエネルギー開発による支援をご紹介しました。
2020年
9月
19日
土
佐野高校の生徒たちにマダガスカル支援・SDGs・田中正造「真の文明」を語りました。

9月18日、スーパーグローバルハイスクールとして活動する佐野高校の生徒たちにオンライン授業を行いました。
佐野高校は地域貢献から世界の社会課題解決を目指す「田中正造型」グローバルリーダーの育成を目標に掲げています。
田中正造を学び、マダガスカルでSDGs活動を実践するエコロジーオンラインはそのロールモデルとも言えるものです。
2020年
9月
18日
金
宇都宮短期大学付属高校でSDGsをテーマに講演

9月14日・15 日、宇都宮短期大学附属高校にて、理事長と事務局長の私でSDGsの講演をさせていただきました。
750人を集客する本格的な音楽ホールで蜜を避けて2日間で4回の講演。なかなかハードで中身の濃い2日間でした。
お話をいただいてから、高校一年生にどんなトピックがしっくりくるのか考え、今どんな話題が旬なのかつかみきれずに現場に入りました。
2020年
6月
20日
土
【ESDオンライン】女子美術大学&佐野高校オンライン授業

今年も女子美術大学と協働授業が始まりました。
社会課題の解決や、地域活性化、中小企業支援などをテーマに学生とキャラクターを製作するこの授業ですが、今年は「認知症予防のためのスマートスピーカー用キャラクター」と「農林業による地域活性化のキャラクター」という二つのテーマを考えてもらいます。
2020年
6月
08日
月
【地域ESD】高校生たちにオンラインで「気候変動」を講義

6月5日、アフリカ問題を考える高校生ネットワーク アフ高の皆さんから声がかかり、気候変動に関するオンライン講義をしました。
インスタグラムでの呼びかけに集まった16名の参加者とともに、講義、グループディスカッション、全体まとめと、2時間半にわたって熱い意見交換になりました。
2020年
5月
25日
月
【バーチャルESD】6月からオンライン講義が本格化します。

5月25日、日本全国で緊急事態宣言が解除され、新しい生活様式のもと、新型コロナウィルスと共生する暮らしが始まります。
エコロジーオンラインではこの機会にオンラインのコミュニケーションをメインにする体制にあらため、様々な事業への展開を始めています。
2020年
3月
02日
月
【地域ESD活動】文部科学省「学校と地域でつくる学びの未来」に掲載されました。

エコロジーオンラインが地域ESD活動推進拠点として手がけている小中高大学でのESD(持続可能な開発のための教育)授業が文部科学省「学校と地域でつくる学びの未来」のホームページに掲載されました。
文部科学省では、子供たちの豊かな学びや成長を支えるため、地域と学校がパートナーとして連携・協働することが重要だと位置づけ、国の取り組み、地域と学校が連携・協働した事例、企業・団体・大学等が学校と協働するためのツール、イベントの情報等を発信しています。
2020年
1月
28日
火
東京で田中正造とSDGsを語りました。

1月26日、東京都渋谷区の東京ウィメンズプラザで、関東ESD推進ネットワーク 第3回地域フォーラム「SDGs・ESDでユースと創る未来」が開催されました。
30名を超すユース(小学生~大学生)の皆さんも含め、関東各地から120名の方々が集まり、持続可能な未来をつくるために熱い議論を交わしました。
エコロジーオンライン理事長の上岡裕も事例紹介で登壇。田中正造の存在とSDGs・ESDの関係について紹介しました。
2020年
1月
25日
土
1月22日 壬生町立北小学校で5年生と先生向けにSDGsセミナーを行いました。

今回のSDGs講演会は生徒向けと先生向けの二本立てでした。
まず初めに5年生10人にマダガスカルの状況をスライドを見てもらいながらSDGsの一丁目一番地になる「貧困や飢餓」のお話をしました。
特にマダガスカルの学校の月謝が80円、1日頑張って石を砕いて150円しかもらえない事など、お金の価値については特に驚いた様子。
国が違うとお金の価値も変わることを少しわかってもらえたと思います。
2019年
12月
27日
金
【地域ESD拠点】ESD for 2030が国連総会本会議で採択されました。

12月19日、国連総会本会議においてESD(持続可能な開発のための教育)に関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)の後継枠組みである「ESD for 2030」が採択されました。
「ESD が質の高い教育に関する開発目標に必要不可欠な要素であり、その他の全てのSDGsの成功への鍵として、ESDは SDGsの達成に不可欠な実施手段である(a key enabler of all the other SDGs)」と決議に明記されました。